9/17に発売されたRTX3080ですがとても人気が高いですね。一時期は品薄でしたが、10月半ば頃からようやく在庫がでてきました。私もたまたまお店に入荷されていたのを発見して、ゲットできましたのでレビューしたいと思います。結論は、新しく組むならオススメ、そうじゃない人は新グラボを含めて様子見、という評価です。
開封!
早速開けていきます。
蓋を取るとこんな感じ。袋が反射しまくってて中身がよく見えないw
取り出してみます。
ゴツゴツしててとてもかっこいい…!わたしはPCは光らない方が好みなのでこの黒い無骨な感じデザインはけっこう刺さりますね。裏をみてみましょう。
裏のデザインも真っ黒でいいです。白文字のGEFORCE RTXがカッコよく見えます。
グラボとしてのサイズはかなり大きめです。比較のために置いてあるGTX780と比べるとよくわかります。
重さも1kgオーバーなのでサポートがついています。
各所でデカイと評価されていますが、2080tiを使っていたので全体的な大きさはそれほど驚きはないかも…?
ただ厚みはすごいです。ヒートシンクが大きいんですね。冷却性能が高いのか、これくらいじゃないと冷やしきれないのか…。
セットするとこんな感じ。黒いケースと調和していてとても気に入ってます。
RTX3080の性能
早速使っていきましょう。CPUは10850kです。まずはベンチマークから。
FF14 スコア:22,398
FF15 スコア:13,628
さすがに高いスコアがでますね…!続いて実際のゲームでfpsを計っていきます。
モンスターハンター 平均135fps
黒い砂漠 平均182fps
RTX2080tiと比較しようとしたらデータがなくなっちゃっててちゃんとした比較ができないのですが、10700k+2080tiで黒い砂漠だと最高で200fpsはいかなかったくらいですのでCPU差も考慮するとあんまり差はなさそう…?ちなみに、正直言ってしまうとプレイに劇的な変化は感じられていないですwなのでfpsが上がっていてもその程度の差と言ってしまえばそれまでですね…。
感想
新しくハイエンドPCを組む人にはとてもオススメ!
ハイエンドらしく最高級の性能を発揮してくれます。それでいて値段は約10万円です。私が半年前くらいに買った2080tiは一番安いモデルでも13万したので、いかに費用対比での性能が上がったかわかりますね。今新しくハイエンドPCを組むならまず間違いなくオススメできます。
FHDモニターだったらもうちょっと性能を落としたグラボでもOK
すでに色々なところでレビューされていますが、RTX3080は、WQHDや4Kモニターで真価が発揮されるグラボです。FHDモニターをメインで使っていて、144hzくらいのゲーミングモニターに合わせるような使い方だったらオーバースペックになると思います。その場合は2070Superあたりがピッタリでしょう。
新型グラボを待ってもいい
この記事を書いている10月時点での話になりますが、FHDモニター利用でそこまで急ぎでPCがほしいってことでないのなら、RTX3070やAMDのRadeon RX6000シリーズを待った方がいいと思います。2070Superよりも性能が高く、価格もかなり安いと思われます。
2080tiから無理して乗り換える必要はない
悩ましいのは、2080tiから乗り換えですよね。乗り換えを考えてる人はけっこう多いのではないでしょうか。私は2080tiからの乗り換え組です。
しかも買ってから4ヶ月しか経っていないのに3080の発表直後に売却して乗り換えました。運良く値崩れする前に売れたのもあり、乗り換えコストがかからなかったのもありますが、この買い替えは非常に満足しています。
ただ、現時点で2080tiから乗り換えた方がいいか聞かれたら答えはNOだと思います。先ほども書きましたが、2080tiと比べると正直ゲームプレイに明確な差は感じません。やっているゲームがfpsにシビアではないからかもしれませんが、2080tiを売って、差額数万円払って変えるかと言われると性能面では特に必要ないと思います。
買いたい気持ちを正当化するなら…
「それはわかるんだけど、やっぱり気になっちゃうんだよなぁ…」という人は買っちゃった方がいいと思います。私もごちゃごちゃ書きましたが、欲しいから買っちゃったという部分が大きいですしw性能、価格を考えれば紛れもなく超おすすめのグラボだと思います。私はいずれ4Kモニター買って性能を最大限ひきだしてやろうかなくらいに思ってます。ゲーミングモニター買っちゃったばっかりなんですけどねw
一つ明確に良かった点としては、冷却性能は2080tiよりも高かったことですね。前に使っていたのは2連ファンのPalit製2080ti なので厳密な比較はできないかもしれませんが、黒い砂漠でそこそこ重たいシーンになると70度台後半くらい、一番負荷のかかるウルトラ設定で動かすと80度近くまでいってました。3080だと前者で72℃くらい、ウルトラでも76℃くらいとけっこう余裕があります。地味なポイントですが、割と重要ですよね。
熱問題は機種ごとに違いがありますし、個々のPC環境によっても違ってきますが、色々レビューをみている感じだと全体的にRTX3080の冷却性能はけっこう優秀なようです。ただ、排熱はかなり熱めで暖房器具なんじゃないかってくらいの風がPCからでてきますw
まとめると、新しく組むならオススメ、そうじゃない人は新グラボを含めて様子見が結論です。でもハイエンドグラボは快適でいいですよ~。みなさんも自分の用途に合ったグラボに出会えるといいですね!